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風歌とイーブイズの軌跡

宝石時代からブイズを愛用してきた私が主にブイズについての記事をたまに書くブログ
育成済みブイズについてはブログリンクから楽屋へどうぞ(公開個体数約220匹)
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ニンフィアは特殊版ファーコート ダメ―ジ計算編
 前の記事で少し触れましたが
ニンフィアが特殊版ファーコートである 
という仮説についてダメージ計算で証明してみます

まず種族値はこれまでの情報から95-60-65-110-130-65と仮定します
そして次の情報はやはりエキシビションマッチでの被ダメージ
マルチスケイル説が出た要因でもありますが 被ダメージを詳しくした動画によると
ニンフィアをマルチスケイルと呼ぶにはあまりにも誤差がありすぎた模様

【参考動画は記事の一番下】

そしてエキシビションマッチにおいて異常な耐久値を見せたのは実はニンフィアだけではなく
ゴロンダも異常な耐久値を見せています その内容は
『ナットレイのパワーウィップ急所で5割』
無振りナットレイといえどパワーウィップの指数は中々高く
H振りのブラッキーでさえ等倍で60〜72ダメージ(29.7〜35.6)%のダメージ
急所なら6〜7割減ります

とはいえゴロンダの見た目はHP種族値が高そうですしBもそこまで低くないので
ゴロンダは耐久寄りの種族値だろう と納得していましたが

もし急所補正が本当に1.5倍に仕様変更されていたとしたら?

ゴロンダのダメージも納得できますし ニンフィアの被ダメージ割合も納得できます

しかしそうすると問題が戻ってきます 
ニンフィアはなぜあそこまで硬いのか?という問題ですね

そもそもニョロトノの命の球持ち雨ハイドロポンプ というのは相当な火力で
特殊受けとして名高いハピナスでさえ急所無しで134〜160(40.6〜48.4%)のダメージを受けます
ハピナスでさえここまでのダメージを受けるにも関わらず 
HPの数値でハピナスに大きく劣るはずのニンフィアが 
1.5倍ハイドロを5割ちょっとのダメージで抑えたのはなぜなのか?

そこで出てくるのが ファーコートという特性
この特性は「物理攻撃を半分にする特性」として判明したものですが
物理を常時半減する特性があるのならそれの特殊版があっても何もおかしくはない
・・・つまりニンフィアが特殊版ファーコートなのでは? という新説が浮かび上がります

以上を踏まえてニンフィアを特殊版ファーコートで種族値を95-60-65-110-130-65として計算をしてみると

H振りニンフィア←ニョロトノの雨球ハイドロ急所(1.5倍)のダメ―ジ
104〜122(51.4〜60.3%) D4振りの場合101〜121(50〜59.9%)
H振りだけでエキシビションマッチの被ダメージと完全一致します

そこでエキシビションマッチのニンフィアはファーコート特殊版の特性でHC振りと仮定して
次はドレインキッスを威力75の吸収技としてニョロトノへのダメージを計算してみると
63〜75ダメージ エキシビションマッチでニョロトノが受けたダメージは64なので一致します
ニンフィアがひかえめではなくCに補正が入っていなかったとしても57〜68ダメージなので一致しますね

以上のことからニンフィアは特殊版ファーコートである可能性が高い!として
更にニンフィアを考察してみましょう

特殊版ファーコートであるのならニンフィアは無振りでも実質D300と言えるのでDに振る意味は殆どないと言えるでしょう
そこでシンプルにずぶといHB特化してみると
HP202 攻撃59 防御128 特攻130 特防150(300) 素早さ85
正確には努力値が4余るのですが この時点で実質種族値は675相当
物理で攻めようにもガブリアスの地震さえ確定3発になるほどの耐久を持っています

つぶらなひとみというタイプ一致先制攻撃かつ確定Aダウンの技
 
そしてドレインキッスという威力75タイプ一致吸収技
更に耐性優秀で弱点は毒と鋼のみ・・・あまりにも優秀すぎますね
つぶらなひとみの習得は確定していませんが ブイズである以上甘えるの習得は保障されているので
特殊に圧倒的に強く出て 物理に対しても甘えるが成立してしまいそうです

【10/5追記】 
CMにてニンフィアがつぶらなひとみらしき技を使っていました
本格的にマジキチ性能になりそうです




まず等倍技では倒せなさそうなのでニンフィアの弱点を改めてみると・・・毒と鋼
とはいえゲンガー等がヘドロばくだんで抜群を取ったところでニンフィアは余裕で確定3〜4発以上に抑えてしまいますし
鋼技を使うポケモンを考えるとやはりハッサムやメタグロスが筆頭でしょうか
とはいえハッサムはめざめるパワー炎が怖いですし メタグロスも悪霊の抜群化で
中々厳しい状況になっている以上 ニンフィアを正攻法で潰すのは非常に厳しそうです


これは・・・ニンフィアがイーブイズという枠を超えて環境の中心に居座っても何もおかしくないでしょう
| 風歌 | - | 02:23 | comments(1) | - | - | - |
varicolored☆evolution その8
とうとう絵師様に素敵なタイトル画面絵をいただきました
ゲームのドット絵等身になっていてとてもゲームらしいタイトル画面になりました


ニコニコ動画

 
| 風歌 | - | 06:29 | comments(0) | - | - | - |
X・Yのタイプ相性表等 新情報のまとめ&ガチブイズ視点の考察
どうやらコロコロのリーク情報でX・Yの新タイプ相性が公開された模様



まず気になるのはフェアリーの耐性と攻性ですが

耐性は虫・格闘・悪を半減にしてドラゴンを無効
抜群をとれるのは鋼と毒の二つのみ

そして攻性は格闘・悪・ドラゴンに抜群
炎・毒・鋼に半減 フェアリー技を無効化するポケモンは居ない模様

普通に見ても格闘・ドラゴンに圧倒的に強く 
鋼にさえ気を付ければ他に怖いものは殆どなさそうです
また 炎抜群という話が多くあがっていましたが炎が等倍になっているのも大きなポイント
炎技標準装備のドラゴンに対して本当に強く出ることができますね

そして次に気になるのが・・・なんといっても鋼の弱体化
悪とゴーストが等倍に変わっています

それがどこまで影響するかというと・・・
メタグロスに悪技とゴースト技が抜群で入る ラティハッサムの並びに悪とゴーストが一貫する
等真っ先に思いつく点を挙げてもかなり鋼タイプが弱体化しているのが分かります

次に気になる情報と言えばやはり新技 そして新特性
コロコロの情報で明らかになった新特性がこちら



この中で私が気になったのは「ファーコート」という特性
物理技のダメージを半分にする・・・つまり物理に対しては
HP残量に関係なくマルスケ効果が発動していることになる

さて 物理限定の常時マルスケ特性が確定したところで何か思い出しませんか?
・・・そう ニンフィアのあの耐久値です

物理限定の常時マルスケ特性が出るのならば 
それの特殊版があっても何も不思議ではないですね

そこに色んな場所で言われている 急所補正の1.5倍化 この説を合わせると
エキシビションマッチにおけるニンフィアの被ダメージを 
乱数関係なく完全一致させることができます

つまりニンフィアの特性は常時特殊ダメージ半分 という新説が出てきます
実質ハピナス以上の特殊耐久になる上格闘半減・・・これは強い
ドレインキッスという強力な吸収技もあるので これはハピナスの立場を完全に奪う可能性さえ出てきます

次に新技を見てみましょう



ムーンフォース ドレインキッス等は既出情報なので省略するとして
私が一番気になったのは「つぶらなひとみ」という技
「必ず先制攻撃となり 相手の攻撃を下げることができる」

・・・なんだこれ! フェアリー強すぎやろ!!!
先制技でありながら攻撃力まで下げる・・・これがどれだけ強力かポケモン勢ならすぐにわかるはず
普通にHPミリの相手に先制技を撃つだけでも「相手は引っこめたら攻撃力が下がる」という状況になり
相手の行動を大きく制限することができます
更にニンフィアのような特殊耐久が高く物理耐久もそこそこあるポケモンがこの技を使うと・・・

特殊では突破できず 物理で攻めても先制技で攻撃力を下げられてしまう
→更にフェアリー技を無効化できるタイプは存在しない

何も考えずに技を決めてもまず採用しない理由がないレベルの先制技になります


ここまで見て思ったことは
フェアリータイプ優遇されすぎじゃないか・・・?という印象

さてここからはブイズ視点で環境の変化を考えてみましょう


鋼タイプの弱体化による炎タイプの相対的弱体化に加え
フェアリーを獲得したマリルリが環境の中心に来たらウルガモスが死滅する可能性があり
ハッサムにブラッキーのイカサマが等倍で入るためシンプルな殴り合いで勝てるようになり
ニンフィアが格闘と虫を半減するところからヘラクロスに対する回答になったりと

X・Yのブイズは今までと違って虫に対する耐性が大きく上がったとみていいでしょう
特にハッサムにイカサマが等倍で入るのが一番大きいと言えます

もちろんドリュウズ等にも悪技が等倍になるため
ドリュウズVSブラッキー(天候砂嵐)のタイマン局面において
ドリュウズが剣舞をしなくてもイカサマ不意打ちで確定になるという変化も起き
ブイズ内でのA特化ブラッキーの安定度も大きく跳ね上がるでしょう

元々天候エースに強いスペックを持っていたA特化ブラッキーですが
ドリュウズを安定して倒せることでブイズ内でNo1の天候エースキラーとなりました
鋼等倍になった以上ブラッキーが警戒するべきポケモンは虫と格闘くらいですが
格闘に対してもリーフィア・エーフィの選択肢に加えニンフィアが加わるので
虫だけでなく格闘に対しても今まで以上に厚い構築にすることが容易になるでしょう

つまりブイズ内でのブラッキーの地位が今まで以上のものとなり安定することがほぼ確定

ここまで来たら現段階のブイズの暫定優先度を決めてしまいましょう

まず1位がブラッキー 
ブイズ内では変わらずA特化プレート型がメインになるでしょう
しっぺ不意打ちの総指数が珠ガブの逆鱗に匹敵し
H振りだけで鉢巻き逆鱗や眼鏡流星群を2割ほど残して耐えることができる
タイマン性能の高さはブイズ1 鋼に悪技が等倍になり更に強くなれるでしょう

そして2位がニンフィア
虫・格闘を半減しドラゴンを無効化
何も考えずに入れてもブイズ全体の耐性が良い方向に変わります
加えてエキシビションマッチで見せたあの特殊耐久
なんの影響であれ 雨球ドロポン急所で5割まで抑えるほど
性能の高い特殊耐久であることに変わりはないため
非常に頼もしい存在になるでしょう

3位がリーフィア
ニンフィアの特殊耐久 そして甘えるゴツメリーフィアの物理耐久
ブイズ内での受け回しが更に安定するのは確定と言ってもいいでしょう
もちろん天候変化の仕事も忘れてはいけないし
キノコのほうしの弱体化により キノガッサに対する結論にもなった
ブイズ内での受けを安定させるために3位にランクイン

4位はエーフィ
机上論エーフィのように 補助ポケや耐久ポケを封じ
周囲のバンギラスやヒードランまで潰すことができる型を
X・Yでも安定して使えるかどうかはまだわからないが
ハッサムが悪等倍になったことで相対的にブイズのハッサム耐性も上がっているため
エーフィでめざ格を採用しやすくなるのも大きなポイント
ニンフィアとリーフィアで受けの面が安定するとして
エーフィで補助技に対しての大きな耐性も得ることができます

5位にシャワーズ
ブイズ内で変わらない安定地位によるランクイン
一撃ではほぼ倒れない耐久 そして優秀な水タイプ
多く語ることもなく ただ普通に安定しやすいポケモンですね


恐らくここまでの上位5匹が入ったブイズPTであれば
特に何も考えずに組んでもある程度の安定度は保障されるでしょう


6位はサンダース
BW環境におけるブイズ内のサンダースの地位は実は危ういものがあり
めざ氷を使おうにも安定して勝てる仮想敵が殆どおらず
アタッカーとして動かそうにも火力と範囲が足りず 耐久も低いことから
ただ早いだけのお荷物になりかねない と言うのが現状
とはいえサポートならばまだ安定して動かすことができ
S130族という無駄に高いS種族値を活かして 
Sにそこまで多くの努力値を割くことなく必要な素早さを確保し耐久に回せるため
スペック自体はやはり高いポケモン
甘壁サンダースのようにライコウに近い耐久値を持つサンダースも存在する
素早さを活かして役割を考えれば腐りにくいため 消去法で6位にランクインした

7位はグレイシア
ニンフィア加入により更に特殊耐久寄りになったブイズにおいて
やはり素の防御力が高いというのは数値受けが多いブイズにおいて頼もしいものになる
ハッサムの鉢巻きバレパン等を耐える調整にするのも容易であり
C130族という恵まれた特攻種族値はどう動かしても決して腐らない
龍の相対的弱体化でニンフィアにブイズ内の立場を奪われるという意見が多いが
ニンフィアが特殊に安定する駒ならばグレイシアを物理龍に安定する駒として考えてもいいだろう
とはいえ積極的に受け出しするのは難しいので
物理龍を中心とした仮想敵ならばやはりC無振りスカーフやB特化等の配分がメインになりそうだ
特にフェアリー追加でドラゴンがこだわりにくくなる環境において
スカーフの対ドラゴン性能は保障されていると考えていいでしょう
ニンフィアと同時選出すると鋼技が一貫してしまう点には注意したいところ
ここまで対ドラゴンの話をしたが 
元々ブイズパにおいてグレイシアにドラゴン狩りを任せるということはほぼないので
Bが高く特攻も高いポケモン というスペック採用が主な使い道になりそうだ

8位にブースター
ブイズを知らない人が見たら ブースターが居ないと炎技が・・・格闘技が・・・
という意見からブイズでは必須だろうと考える人が多いポケモン
それと同時によく不遇としてネタにされているポケモンでもあるが
実はガチブイズにおいてもブースターの地位はかなり低い
ハッサムに対してもちょっとHPが削れるだけでバレパンや電光石火で倒されるHPになってしまい
ブースターの馬鹿力程度を受けられないレートPTなんてほぼ存在しないからだ
やはり低い物理耐久と鈍足がとても辛い
ブースターのいい点といえば HDにも努力値を振り分けることで
根性ブースターで球めざ地ウルガモスまで安定して見れる点か
とはいえガチブイズでウルガ一匹で簡単に壊滅する構築はなく
選出したところでSにあまり振らずニトロで十分な素早さにならない配分の
ブースター自体がウルガモスピンポイントな駒にもなりかねないため
やはり後続が出てきて削られる未来しか見えない(それ以前に毒や天候で勝手に削れる)
それがBWにおけるブイズ内のブースターであったが
X・Yでブイズ自体の虫タイプ耐性が上がる以上 更に地位が低くなってしまう可能性まである
しかし新技でブースター変わる可能性もなくはないしブイズの新しい遺伝技次第で
ブースター単体でなくブースターを活かす構築も不可能ではない・・・かも?
ブイズで最も素の火力が高いポケモンではあるので今後に期待

9位イーブイ
能力実数地の低さからこの順位はどうしても仕方ない
進化後に勝る進化前はごく少数だ・・・


【最後におまけ X・Y発売から12/25まで使えないものを軽くまとめ】

・5世代以前の準伝説全般
・5世代以前のポケモンの夢特性
・X・Yに出現しないポケモン(情報無し)
・5世代以前の教え技・技マシン技

・・・ようするに本当にX・Yに出てくるものしか使えません
あめふらしニョロトノも・ひでりキュウコンも・テクニシャンキノガッサも使えない
カイリューに至ってはマルチスケイルどころか神速も使えません(遺伝元が存在しない)

というわけでブイズで使えないものを軽く書き出してみる

・シャワーズ 
使用不可特性:うるおいボディ
使用不可技:シグナルビーム・うずしお 等

・サンダース
使用不可特性:はやあし
使用不可技:シグナルビーム 等

・ブースター
使用不可特性:こんじょう
使用不可技:ばかぢから ねっぷう 等

・エーフィ
使用不可特性:マジックミラー
使用不可技:トリック シグナルビーム 等

・ブラッキー
使用不可特性:せいしんりょく
使用不可技:イカサマ ふいうち 等

・リーフィア
使用不可特性:ようりょくそ
使用不可技:タネマシンガン 等

・グレイシア
使用不可特性:アイスボディ
使用不可技:シグナルビーム 等


シャワーズ・サンダース・グレイシアは特に問題なくX・Y初期から使えそうですが
馬鹿力のないブースター・マジミラのないエーフィ
イカサマ不意打ちのないブラッキー・葉緑素のないリーフィア

ここら辺はかなり痛いですね・・・ X・Y初期に戦うのなら
使えないものを全て踏まえた専用の構築が必要になってくるでしょう

もちろん6世代の技マシン次第では
ブースターのニトロチャージやエーフィのサイコショック
更にはめざめるパワーさえ使えない可能性もあり得ます
| 風歌 | - | 06:49 | comments(0) | - | - | - |
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